住まいの長寿命化
木材にとって湿気は大変苦手なものです。しかしエアサイクル工法では、壁の内部や床下の空気が自由に動くようになっているので、湿気は拡散して乾燥状態を保ちます。なので苦手な湿気が少なくなり木の劣化を防ぎ、さらに骨組みの木もシロアリや腐朽の被害を受けず、建物は長もちします。
動く空気で、長寿命の住まい
流れる空気に木材を常にふれさせることで、含水率が年々下がっていきます。
シロアリに対しても、土台(ヒノキ)が湿気にさらされることがないので安心です。
屋根パネル (シャールーフ)
通気層を持った遮断パネル。夏は直射日光を通気層と断熱材にて遮り、冬は通気層が結露防止、断熱材が外部の冷気を遮断し熱損失を抑えます。
スーパーエアテック
通気性を持ち合わせた防水シート。外部より水の侵入を防ぐとともに、壁内の湿気を外部へ逃しやすくします。
棟換気ボックス
エアーオープナーの開閉により、夏は開放し、冬は閉じます。
ランマー転圧作業
大切な基礎は念入りにランマー転圧作業をし、締めをきつくします。
エアドライ
床下全面にまんべんなくエアドライを敷きこんでいきます。木炭の3倍の調湿効果を得ることができ、コストが木炭の3分1という、まさに画期的な材料で、エアサイクルシステムの性能も高めます。
床下換気口
円形換気口は夏開いて冬閉じます。
壁パネル
断熱材裏面のダイヤ型の通気層を通って、壁内部や床下の空気が動きます。